動物が本来持ち合わせている生態・行動を引き出して見てもらう「行動展示」の手法を取り入れて、全国的に有名になった旭山動物園。生き生きとした動物たちの姿をひと目見ようと、毎日たくさんの人たちが訪れています。そんな大人気の動物園には札幌から日帰りバスツアーが出ています。
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旭山動物園 概要
旭山動物園は料金は大人(高校生以上)は、820円。団体は、720円。小人(中学生以下)はなんと、無料で入ることができます。これは、すごくお得ですね。家族連れにはとてもうれしいことです。また、おもてなし券(1泊2日券初日の正午以降、翌日正午までの入園に限る)は、820円となっています。旭川市内の宿泊施設の宿泊利用者に限る動物園パスポートは、1,020円で、科学館共通パスポートは、1,820円となっています。つぎに、入り口についてです。正門、西門、東門と三つの門があります。路線バスなどの公共交通機関を利用すると、たいていは正門に着きます。西門は、民間が運営している有料の駐車場などが多くあります。夏休みなどの繁忙期は非常に混雑します。車で訪れる場合。無料駐車場が満車になることも珍しくありません。西門付近にある駐車場は料金も一日500円ととってもお得。最後に、東門には、旭山動物園で一番大きな駐車場があります。園内は高低差がある旭山動物園。東門から入場すると、階段を下っていくだけで全ての動物を見学することができるなど、見学をする際に楽に回ることができます。
旭山動物園 種別
博物館は歴史や科学博物館をはじめ,美術館,動物園,水族館などを含む多種多様な施設であります。種別には「登録博物館」、「博物館相当施設」、「博物館類似施設」の3つがあり、旭山動物園は「博物館相当施設」に該当します。博物館は,資料収集・保存,調査研究,展示,教育普及といった活動を一体的に行う施設であり、実物資料を通じて人々の学習活動を支援する施設としても,重要な役割を果たしています。
旭山動物園のおすすめ
フラミンゴ舎
3種類のフラミンゴを展示しており、間近でフラミンゴたちが歩く姿や休んでいる姿、エサを食べている姿などが観察できるフラミンゴに興味のある人にはたまらないスポットです。また、色鮮やかな羽や不思議な形をしたくちばしなど、足を止めてじっくり観察するとたくさんの発見をすることができるとも言われています。
ぺんぎん館
ぺんぎん館では4種類のペンギン、キングペンギン、ジェンツーペンギン、フンボルトペンギン、イワトビペンギンを飼育しているそうで、館内に入ると360度見渡せる水中トンネルがあり、ペンギンが飛んでいるように泳ぐ姿を観察することができます。また、毎年雪が降り積もった時期には「ペンギンの散歩」というのがおこなわれていて、かわいいぺんぎんたちをみることができます。
あざらし館
屋外は北海道内の漁港をイメージするために、小さな漁船やテトラポットがあることで知られていて、アザラシの野生環境を再現するために、オジロワシとオオセグロカモメも飼育していると言われています。館内に入れば、アザラシの特徴的な泳ぎを観察できる「マリンウェイ(円柱水槽)」や大水槽があり、その他にも、北海道の魚類などを観察できる水槽もあることで知られています。あざらし好きの方にはたまらないスポットですね。
ほっきょくぐま館
2カ所の展示場所がり、1つでは、巨大プールを設置し、ホッキョクグマのダイナミックな飛び込みや泳ぐ姿を観察することが出来ると言われています。これはめったにない機会ですね。もう一方では、堀を利用し、檻のない放飼場になっていて、陸上でのホッキョクグマを観察することができます。この場所には、「シールズアイ(カプセル)」というものがあり、アザラシの視点からホッキョクグマを観察することができるとてもユニークなスポットとなっています。
もうじゅう館
猛獣を観察できる貴重な経験ができます。ライオン、アムールトラ、ユキヒョウ、アムールヒョウ、エゾヒグマを飼育していると言われています。動物と同じ高さからの観察、動物を上から観察をすることができるなど、さまざまな角度から動物を観察できるような作りになっていて、空中にせり出したオリがあり、そこからは、ユキヒョウやアムールヒョウを真下から観察することもできることで知られています。
旭山動物園 周辺観光スポット
ここでは旭山動物園を訪ねる日帰りバスツアーで動物園以外によく立ち寄るスポットを紹介します
美瑛「青い池」
旭山動物園と美瑛の「青い池」を訪ねる1日観光。「青い池」は元々は昭和63年(1988年)12月に噴火した十勝岳の堆積物による火山泥流災害を防ぐため、美瑛川本流に複建設された堰堤のひとつ。そこに流れ込んだ美瑛川が堰き止められて水が溜まってできた池です。なぜ青く見えるかというと白金温泉付近で合流する支流や「白ひげの滝」に含まれる硫黄などの温泉成分をはじめ、アルミニウムなどを含んだ水と美瑛川の水が混ざって生成されたコロイド粒子とと太陽の光が衝突して青い光が反射するためといわれています。無数のカラマツや白樺が立ち枯れる青い池の水面は神秘的。独特のコバルトブルーは「美瑛ブルー」と呼ばれています。
ファーム富田
富良野のラベンダーといえば真っ先の思い浮かぶのが「ファーム富田」。ラベンダー以外にもカスミソウ、赤のポピー、ピンクのコマチソウ、オレンジのカリフォルニアポピーといった花を楽しめます。また春先からラベンダーの開花時期まではアイスランドポピーやオリエンタルポピー、チャイブなどが花畑を彩るなど春から秋にかけて四季折々の花々を楽しめます。ラベンダーのエッセンシャルオイルを調香する様子を間近で見ることができる「香水の舎」、ラベンダーからエッセンシャルオイルを抽出するための蒸留工場「蒸留の舎」、多彩なドライフラワーアレンjメントが楽しめる「ドライフラワーの舎」などの施設があります。
フラワーランドかみふらの
フラワーランドかみふらのは、雄大な十勝岳を背景にして、10万㎡の広大な花畑にたくさんのお花が色とりどりに次々と咲き誇り美しい風景を楽しめます。人気のトラクターバスに乗って、お花の香りと北海道の素晴らしい大自然を思う存分に体験することができます。また安眠まくら作り、押し花、ポプリ摘みといった大自然の中で楽しむ体験メニューも用意されています。」
まとめ
北海道の日帰りバスツアーは北海道在住の人だけでなく、北海道を旅行する人にとっても便利。JR北海道の経営悪化に伴って、北海道内の鉄道路線は廃止・縮小が相次いでいて、公共交通機関での移動は容易ではありません。道内の移動手段は車が中心になりますが、普段、車を運転しない人にとって旅先でのレンタカーの運転は不安がいっぱい。日帰りバスツアーならそんな不安も心配なし。レストランなど飲食店が充実している札幌を宿泊拠点にして、道内各地の日帰りバスツアーに参加してみてはいかがでしょうか。