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バスツアーについて
新聞広告などでもよく目にする「バスツアー」。「バスツアー」とは貸切バスで移動しながら旅をする旅行会社主催のパッケージツアーのことで、「募集型企画旅行」と呼ばれる契約形態です。「バスツアー」は旅行会社がツアーの行程の企画、料金設定など商品を造成してから参加者を募集します。通常、「最少催行人数」が設定されていて、「最少催行人数」を満たす参加者が揃うとツアーが実施されます。季節に応じた話題の絶景スポットや、グルメや温泉ほか、旅の旬を熟知している旅行会社の「こだわり」が詰まった魅力的な商品があって選ぶのに迷うほどです。
バスツアーの魅力
「バスツアー」は手軽に旅を楽しむ日帰りツアーが豊富にあります。「バスツアー」の大きな魅力は何といっても移動が楽ということではないでしょうか。公共交通機関ではアクセスが不便な場所でも「バスツアー」なら直行することができます。またマイカーで行く場合、カーナビが普及しているとはいえ、慣れない道の運転でありがちなのが道迷い。道に迷って、大幅に時間をロスすることも少なくないです。道路事情にも精通した「運転のプロ」が運転する「バスツアー」ならそんな心配もありません。また自分で運転しなくてもいいので、日本酒やワインといったアルコールも飲むことができます。また、人気のスポットなどは入場を待つ人の列で時間がかかることもあります。あらかじめコースが設定されている「バスツアー」なら「入場予約」がされていて、スムーズに入場できるといったこともあります。
さくらんぼバスツアーの魅力
「フルーツ狩り」はバスツアーの定番の人気テーマ。ほとんどのさくらんぼバスツアーでは、ビニールハウス内に生えているさくらんぼを30分間食べることができます。普段家族で分け合って食べるのでたくさん食べられないという方はここぞとばかりに食べちゃいましょう!また、さくらんぼの木には高いところから低いところまでたくさん実がついているのでお子さんでも自分で食べたいさくらんぼを取って食べることが出来る果物です。また、とったさくらんぼは基本的には持ち帰ることは出来ないか、追加で料金を支払ったら持ち帰ることができるという場合が多いのできちんとルールは農家さんから確認して楽しみましょう。
さくらんぼの種類について
さくらんぼと一言で言っても品種は多様です。ここでさくらんぼ狩りバスツアーに参加した際に出会うことが出来る人気の品種について紹介します。
佐藤錦
さくらんぼと言えばこの品種と言われるほど絶大な知名度と人気をもつ佐藤錦。その甘さとほどよい酸っぱさは日々の疲れを癒してくれることでしょう。甘めでおいしいさくらんぼが食べたいという方には佐藤錦がおすすめです。
高砂
甘さの中に酸っぱさが目立ち果肉は果汁が多くてジューシーな品種です。山梨県での生産が多いので千葉発、埼玉発などの関東出発のバスツアーに参加した際に出会うことが多いのではないでしょうか。甘すぎずさっぱりとしたさくらんぼを食べたいという方におすすめです。
ナポレオン
ジューシーで甘みと酸味の程よいハーモニーが人気のナポレオン。ナポレオンの旬は6月から7月と他の品種に比べて遅めの時期にも食べることができます。山形での生産が多いので大阪発や名古屋発のバスツアーに参加した際に見かける事でしょう。
紅秀峰
大きさは10g前後と大きく、果肉が硬く、日持ち性に優れています。外観が良好で、鮮紅色に着色します。甘みが強く食味が良好で、結実性が良く、豊産性です。
紅さやか
6月上旬に収穫期を迎える早生種です。果実は丸みのあるハート形をしていて重さは5~7gとやや大きめです。果皮色は朱紅色ですが、熟度が進むと紫黒色となります。「佐藤錦」より酸味は強いが適度な甘みがありバランスが良いです。
紅てまり
7月中旬以降に収穫することができる品種です。果実の大きさは10g以上と大きく、糖度は20%以上で果肉が硬く日持ちも良いです。
香夏錦
果実は短心臟形をしていて、サイズは6~7gくらいの中玉です。果肉は緻密でやわらかく、甘味が強くて酸味はまろやかです。
紅ゆたか
佐藤錦より数日早い6月中旬に収穫できる早生品種で、結実は良好です。果実の大きさは6~9g程度で、早生品種としては大玉です。
正光錦
果実はやや大きめの短心臓形で、果皮は黄色い地に鮮やかな赤色が着色しています。収穫時には7~8gほどになり、果汁が多めで酸味が少なく、しっかりと甘味が感じられます。
大将錦
果実が約10gと大きく、果肉がかたくしっかりしています。また果皮はきれいな赤色に染まり、美しい外観をしています。果汁が豊富で、糖度が高く酸味はおだやかで、甘味が強くて食べ応えがあります。収穫時期は7月上旬からと遅く、さくらんぼシーズンの後半に出回る品種です。
美味しいさくらんぼの見分け方
- 実の粒が大きいこと。他に比較して実に張りがあり大きいほど旨い。
- 実の色、ツヤがあり着色が濃い色のほうが旨い。濃すぎると熟れ過ぎの場合がある。
- 色の濃いわりに実が硬い。鮮度がいいことと、背中は赤いがお腹の白っぽいところが透明になっていない。熟れ過ぎていないことの現われ。
- 枝(軸)が太く枯れていなくて緑色のものは鮮度がいい証し
総合的に、「粒が大きく、色が赤くて艶、張りがあり軸が太くて緑色で新鮮」というイメージに近いさくらんぼを選ぶといいです。
さくらんぼの保存方法
さくらんぼを保存する際に特に気を付けなければいけないのは急激な温度変化による乾燥と結露です。果肉に水気が付くと茶色く変色し、すぐに傷んでしまいます。また、さくらんぼは冷蔵すると5℃くらいから果肉が固くなり始め、甘味や酸味が落ちて味が薄くなってしまいます。さくらんぼは常温保存で早めに食べきるか、新鮮なうちに冷凍保存するのがおすすめです。
さくらんぼ狩りに必要な持ち物
特別な道具は必要ないですが、屋外になるので、ウェットティッシュ、日焼け止め、日よけの帽子などがあると便利です。当然ですが、動きやすい服装、歩きやすい靴がおすすめです。
まとめ
さくらんぼ狩りのバスツアーでは雄大な自然を満喫できる絶景スポットやマイナスイオンをたっぷり浴びることができる癒しのスポット、あじさいなどを楽しめる花観賞スポットを訪ねたり、郷土のグルメに舌鼓をうてたり、「さくらんぼ+α」の楽しみがいっぱい。家族連れ、友達同士、夫婦、カップルだけでなく、一人旅でも楽しめます。ぜひバスツアーに参加して、くつろぎのひと時を過ごしてはいかがでしょうか。