バスツアーは季節に応じた話題の絶景スポットや、グルメや温泉ほか、旅の旬を熟知している旅行会社の「こだわり」が詰まったバラエティに富んだ商品がいっぱい。しかも出発日直前まで申込を受け付こけているツアーもたくさんあります。広大な「北の大地」北海道は四季折々の魅力が盛りだくさんの人気の観光地。そんな北海道でバスツアーを運行している地域密着のバス会社北海道アクセスネットワークのバスツアーについて紹介します。
目次
北海道アクセスネットワーク スキーバス
北海道アクセスネットワークは毎年冬に札幌市内、新千歳空港から道内各地へ向かうスキーバスを運行しています。スキーバスは「バスのみ」、「往復バス+リフト券付き」、「往復バス+リフト券+ランチ券付き」と多様なニーズに対応したプランの中から選ぶことができます。北海道アクセスネットワークのスキーバスが運行しているスキーリゾートを紹介します。
ニセコ
「ニセコ」は「ニセコHANAZOスキー場」「ニセコグラン・ヒラフスキー場」「ニセコビレッジスキー場」「ニセコアンヌプリ国際スキー場」の4つのスキーエリアから成ります。昔から欧米をはじめ、外国人にも大人気。オーストラリアやニュージーランドなどから訪れるスキー客もいます。
ルスツ
北海道でも有数の降雪地帯にあるルスツリゾートではふかふかのパウダースノーを楽しめます。「ウエストMt.」「イーストMt.」「Mt.イゾラ」の3つの山に広がる37コース、総滑走距離42kmを誇るゲレンデは北海道でも最大級の規模です。フード付きリフト&ゴンドラで快適に移動することができます。晴れた日はゲレンデや山頂からの羊蹄山、洞爺湖、太平洋の景観を眺めることができます。
キロロ
キロロスノーワールドでは北海道でも最高レベルのピュアなパウダースノーを楽しむことができます。ゲレンデは朝里・長峰の2つの山にダイナミックに広がっています。上級者専用の非圧雪面「オフピステ」14エリアや、初心者や子供が楽しめるファミリーコースなどコースも多彩です。
フラノ
夏のラベンダーで有名な富良野は冬はウィンタースポーツのメッカ。富良野ゾーンと北の峰ゾーンが並ぶ横長レイアウトのスキーリゾートです。初級者から上級者まで楽しめる多彩なコースが用意されていてアルペンスキーのワールドカップも開催されます。
トマム
星野リゾートがトマム山に展開する一大スキーリゾート。広大な敷地にホテルやアイスビレッジなどの施設があります。豊富なバリエーションを誇るコースは初級者から上級者までスキー経験に応じて楽しめます。「冬山解放宣言」を提唱しているトマムではコース外を含めたトマム山全面滑走を可能にしています。キャットツアーやバックカントリーツアーも多く企画されているのも魅力です。
北海道アクセスネットワーク 北海道リゾートライナー
「北海道リゾートライナー」は春から秋にかけて北海道アクセスネットワークが運行する観光バス。「旭山動物園・富良野1DAYピクニック号」、「美瑛・富良野まんきつ1DAY号」、「たらふく海鮮丼と絶景!積丹ブルー号」などを運行しています。発着は札幌市内のホテルや新千歳空港。観光地にダイレクトにアクセスできるのが魅力です。ここで「北海道リゾートライナー」で立ち寄る観光スポットを紹介します。
旭山動物園
旭山動物園では動物が本来持ち合わせている生態・行動を引き出して見てもらう「行動展示」の手法を取り入れています。生き生きとした動物たちの姿をひと目見ようと、毎日たくさんの人たちが訪れています。
ファーム富田
富良野のラベンダーといえば真っ先の思い浮かぶのが「ファーム富田」。ラベンダー以外にもカスミソウ、赤のポピー、ピンクのコマチソウ、オレンジのカリフォルニアポピーといった花を楽しめます。また春先からラベンダーの開花時期まではアイスランドポピーやオリエンタルポピー、チャイブなどが花畑を彩るなど春から秋にかけて四季折々の花々を楽しめます。ラベンダーのエッセンシャルオイルを調香する様子を間近で見ることができる「香水の舎」、ラベンダーからエッセンシャルオイルを抽出するための蒸留工場「蒸留の舎」、多彩なドライフラワーアレンjメントが楽しめる「ドライフラワーの舎」などの施設があります。
青い池
元々は昭和63年(1988年)12月に噴火した十勝岳の堆積物による火山泥流災害を防ぐため、美瑛川本流に複建設された堰堤のひとつ。そこに流れ込んだ美瑛川が堰き止められて水が溜まってできたのが「青い池」です。なぜ青く見えるかというと白金温泉付近で合流する支流や「白ひげの滝」に含まれる硫黄などの温泉成分をはじめ、アルミニウムなどを含んだ水と美瑛川の水が混ざって生成されたコロイド粒子とと太陽の光が衝突して青い光が反射するためといわれています。無数のカラマツや白樺が立ち枯れる青い池の水面は神秘的。独特のコバルトブルーは「美瑛ブルー」と呼ばれています。
神威岬(かむいみさき)
北海道積丹郡の突端にある「神威岬」。義経に強く想いを寄せるアイヌの娘チャレンカが海に身を投げた悲しい伝説が残されている場所です。チャレンカの身体が神威岩となって、以来女性を乗せた船が通ると必ず転覆しまうため、神威岬は女人禁制となったと言われています。神威岬の先端へは駐車場から歩いて約20分。「チャレンカの小道」という散策路を通って向かいます。積丹半島北西にある岬の先端に、黒い帯を灯塔にまといながら立つ白い灯台が神威岬灯台。「恋する灯台プロジェクト」の認定灯台になっています。積丹半島が誇る「シャコタンブルー」の海やダイナミックな風景が一望できます。神威岬の駐車場には「カムイ番屋」があり、お土産選びやグルメも楽しめます。「カムイ番屋」の横で夏に売り出される、ミントの味が爽やかな青いソフトクリームは、神威岬の定番グルメ。ぜひ食べてみてください。「北海道リゾートライナー」では質の良い積丹の昆布を食べて育った濃厚でクリーミーなウニの旨味が魅力のウニ丼、積丹の浜で獲れたて新鮮なネタが盛りだくさんの海鮮丼といった「北の海の幸」も楽しめます。
まとめ
スキーバスを利用すると、マイカーやレンタカーでありがちな慣れない雪道の運転や、思いスキー道具を抱えながらの公共交通機関での移動といった心配から解放されます。また北海道内は鉄道路線が少なく、主な移動手段は車。車の運転に不安がある人には「北海道リゾートライナー」はおすすめです。北海道アクセスネットワークのバスツアーで北海道の旅を満喫してみてはいかがでしょうか。