バスツアーは季節に応じた話題の絶景スポットや、グルメや温泉ほか、旅の旬を熟知している旅行会社の「こだわり」が詰まったバラエティに富んだ商品がいっぱい。しかも出発日直前まで申込を受け付こけているツアーもたくさんあります。桜・お花見は春の観光の人気のテーマ。万葉集や古今和歌集でも詠まれているほど、古くから日本人を魅了してよくきた花。日本最大の湖・琵琶湖畔でも湖の景観に彩を添える桜の花が咲き誇ります。バスツアーでも「琵琶湖の桜」は人気です。
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琵琶湖 桜 おすすめ5選
海津大崎
琵琶湖八景「暁霧・海津大崎の岩礁」としても知られる景勝地です。琵琶湖岸の約4㎞にわたって約800本のソメイヨシノが可憐に咲き誇ります。琵琶湖随一の岩礁と、青々としたっ湖、遠くに望む竹生島が織り成す景観の絶妙なコントラストも見どころです。「さくら名所100選」に選ばれています。桜の開花時期にはお花見船が運航され、船上から湖畔に咲き誇る桜を眺めることができます。
彦根城
譜代大名井伊氏の居城だった琵琶湖畔に佇む城。三層三階の天守は「現存十二天守」の一つで国宝に指定されています。 屋根は「切妻破風」「入母屋破風」「唐破風」を多様に配していて、2階と3階には「花頭窓」、3階には高欄付きの「廻縁」が巡らされている美しい外観の建物です。内濠や中濠が完全に残っているのも大きな特徴。ソメイヨシノをはじめとする8種類の桜の木1,300本が植えられていて、白壁と桜の色彩が織り成す美しい景観を楽しめます。「さくら名所100選」に選ばれていて、彦根城は「日本100名城」に指定されています。
琵琶湖疏水
琵琶湖の水を京都に引くために明治時代に建設された琵琶湖疏水。両岸にはソメイヨシノ、ヤマザクラの桜並木が続きます。見ごろの時期にはライトアップも行われ、夜桜見物を楽しめます。
三井寺
三井寺は、正式名称を「長等山園城寺(おんじょうじ)」といい、天台寺門宗の総本山です。寺は7世紀に創建されて平安時代、第五代天台座主・智証大師円珍和尚によって天台別院として再興されました。境内に天智・天武・持統の三天皇の御産湯に用いられたとされる霊泉(井戸)があることから、「御井(みい)の寺」と称され、後に「三井寺」と通称されるようになりました。国宝の金堂を始め、西国第十四番札所の観音堂、釈迦堂、唐院など多くの堂舎が建ち並び、国宝・重要文化財は100点以上にのぼります。見ごろの時期には広大な境内に咲き誇るヤマザクラとソメイヨシノで鮮やかなピンク色に彩られます。
石山寺と瀬田川流域
石山寺は、西国三十三所観音霊場の第十三番札所で、真言宗の大本山にあたる寺院。奈良時代に聖武天皇の発願により、良弁によって開かれました。安産・福徳・厄除・縁結のご利益があるといわれています。境内に四季折々の花が咲き誇ることから、「花の寺」としても知られています。また紫式部が「源氏物語」の構想を練った寺としても有名です。春になるとシダレザクラ、ヤマザクラ、ソメイヨシノが境内に咲き誇ります。
琵琶湖 桜 バスツアー 集合場所
琵琶湖畔の桜を楽しむバスツアーは日帰りのバスツアーが中心。発着地は大阪、名古屋発着の日帰りバスツアーが多いです。
梅田
梅田から近いJR大阪駅にはJR京都線、神戸線、大阪環状線、宝塚線といったJR各線が乗り入れています。また阪急電鉄、阪神電鉄といった関西私鉄、大阪市営地下鉄も駅があり、利便性は抜群です。梅田発着のバスツアーでよく使われる集合場所は「毎日新聞社前」です。
名古屋
名古屋発着のバスツアーの集合場所としてよく使われているのは名古屋駅の新幹線口に直結しているエスカ地下街にある「エスカ地下街ツアーバス受付カウンター」。たくさんのツアーの集合場所として使われているので、各ツアーの看板が掲示されているので、参加するツアー名をしっかり確認する必要があります。
まとめ
バスツアーの大きな魅力は何といっても移動が楽なこと。公共交通機関ではアクセスが不便な場所でも「バスツアー」なら直行することができます。またマイカーで行く場合、カーナビが普及しているとはいえ、慣れない道の運転でありがちなのが道迷い。道に迷って、大幅に時間をロスすることも少なくないです。道路事情にも精通した「運転のプロ」が運転する「バスツアー」ならそんな心配もありません。大きな荷物はバスのトランクに預けるので、荷物の負担もありません。自分で運転しなくてもいいので、日本酒やワインといったアルコールも飲むことができます。バスツアーに参加して、琵琶湖の桜を楽しんでみてはいかがでしょうか。