バスツアーは季節に応じた話題の絶景スポットや、グルメや温泉ほか、旅の旬を熟知している旅行会社の「こだわり」が詰まったバラエティに富んだ商品がいっぱい。日本には春夏秋冬の四季があり、それぞれの季節が自然の風景を彩り、美しい景観を楽しませてくれます。「お花」はバスツアーの人気テーマの一つ。季節に応じたお花の名所を訪ねて、色彩豊かな景観を楽しむことができます。
目次
菜の花の魅力
「菜の花畑に 入日薄れ」河川敷などでまるで黄色いじゅうたんのように一面に咲き誇る菜の花。青空が広がっている日は黄色と青の美しい色彩のコントラストを楽しめます。桜の開花時期には桜と一緒に菜の花も観賞できて、黄色とピンク色の鮮やかな景観を眺めることができます。菜の花の花言葉は「快活」「明るさ」。暖かい春の訪れを感じさせてくれるお花です。
菜の花 バスツアー 人気の立ち寄りスポット10選
ではここで実際にバスツアーが訪れる菜の花のスポットを紹介します。
世羅高原農場
世羅高原農場では、毎年、四季折々の花々が畑を美しく彩ります。春は桜とチューリップに加えて菜の花が咲き誇ります。園内はピンクと黄色の色彩のじゅうたんに埋め尽くされ、訪れた人々は心地良い春のひと時を過ごすことができます。
伊良湖菜の花ガーデン
1月中旬から3月下旬にかけて、渥美半島のいたるところで1千万本を超える菜の花が咲き誇り、いたるところで黄色い絨毯を敷きつめられます。そして伊良湖菜の花ガーデンをメイン会j票にして、渥美半島一帯で「菜の花祭り」が開催されて、様々なイベントが開催されます。巨大な菜の花畑の迷路や菜の花刈りを楽しめたりします。
飯山菜の花公園
千曲川東岸の小高い丘の中腹にある菜の花公園。開花の時期には見わたす限りいちめんが菜の花の鮮やかな黄色で覆われます。千曲川の流れと関田山脈の眺めを一望することができます。毎年ゴールデンウィークの時期には「菜の花祭り」が開催されます。
ハーブ庭園旅日記
世界各国から集まったハーブと季節の花々を楽しめます。春先は菜の花とチューリップを楽しめます。
丸墓山古墳
直径が約105メートル、高さが約18.9メートルある最大級の円墳で埼玉古墳群を構成する古墳の一つ。日本史の教科書でもおなじみの銘文が刻まれた鉄剣が出土した稲荷山古墳もすぐ近くです。墳丘の頂上と斜面に植えられた桜と菜の花が春には咲き誇り。古のロマンに思いを馳せながら花々を楽しめます。
マザー牧場
マザー牧場は、房総半島の山々や東京湾、富士山などの雄大な景色が見渡せる鹿野山(かのうざん)にあります。園内では、牛、馬、羊、アルパカなど沢山の動物達が暮らしていて動物たちと触れ合うことができて、動物たちが活躍するイベントが毎日開催されています。春には約350万本の菜の花が咲き誇り、まるで黄色のじゅうたんみたいです。
いすみ鉄道
旧国鉄の木原線を引き継いだ第3セクターの「いすみ鉄道」。春先は沿線に菜の花が咲き、黄色い絨毯の上を走っているような景色に包まれます。菜の花は地元ボランティアによって整備されています。
国営飛鳥歴史公園甘樫丘地区
飛鳥時代には蘇我蝦夷・入鹿親子が邸宅を構えていたといわれる地。標高146mの丘からは明日香村や大和三山を望むことができます。「日本書紀」などにも記述が出てくるこの丘は春になると菜の花が一面に咲き誇ります。大化の改新の舞台にも丘で悠久の時の流れを感じながら春の訪れを感じることができます。
福ふくの里
フォトジェニックなスポットが多いということで人気の糸島。「ふくふくの里」は糸島産の野菜や鮮魚・加工品を主に販売している直売所です。春は一面に広がる菜の花で知られるスポットです。
西都原古墳群
東西約2.6㎞・南北4.2㎞・標高50~80mの台地に4世紀前半から7世紀前半にかけての古墳が300有余墓、点在しています。花の名所としても有名で古代のロマンを感じながら、天孫降臨の伝説が残る宮崎の地で四季折々の花々を楽しめます。
まとめ
菜の花を観賞するバスツアーでは、桜を一緒に観賞したり、いちごやスカイベリーの収穫体験ができたりするコースが多いです。春の訪れを感じる花々とフルーツの味覚を楽しめる盛りだくさんの内容になっています。菜の花のバスツアーに参加して春の訪れを感じてみてはいかがでしょうか。