バスツアーは季節に応じた話題の絶景スポットや、グルメや温泉ほか、旅の旬を熟知している旅行会社の「こだわり」が詰まったバラエティに富んだ商品がいっぱい。日本には春夏秋冬の四季があり、それぞれの季節が自然の風景を彩り、美しい景観を楽しませてくれます。「お花」はバスツアーの人気テーマの一つ。森の妖精のような、澄んだブルーの花が愛らしいネモフィラは人気の春の花。ここではネモフィラの魅力とバスツアーで訪れるネモフィラのスポットを紹介します。
目次
ネモフィラとは
ネモフィラは北アメリカ原産の一年草。和名を瑠璃唐草(るりからくさ)といいます。地植えにするとこぼれ種からよく育つことが多く、毎年気づけば咲いている宿根草のような存在でもあります。ネモフィラらしい青さが特徴の「ネモフィラ・インシングブルー」、5つの花びらの先に点々とした濃紺の斑点の入った「ファイブ・スポット」や、花弁が黒紫色でレースのような白い縁取りのついた「ネモフィラ・ペニー・ブラック」、白の斑点模様の入った「ネモフィラ・スdえているノーストーム」、葉が斑入りのシルバーリーフの「ネモフィラ・プラチナスカイ」、白の花弁で中心が濃紫色の「ネモフィラ・ブルーベリーアイズ」などの品種があります。ネモフィラの花言葉は「可憐」「どこでも成功」です。
【バスツアーで行く】ネモフィラ 観賞スポット
ではバスツアーに参加するとどんなところでネモフィラを観賞することができるのでしょうか。ここではバスツアーで訪れるネモフィラの観賞スポットを11カ所紹介します。
国営ひたち海浜公園
一年を通じて四季折々の花々を楽しめる国営ひたちなか海浜公園。ゴールデンウィークの時期にはネモフィラの花々を楽しめます。植えられている面積は3.5ヘクタール、咲き誇るネモフィラの花の数はなんと450万本におよびます。
東京ドイツ村
ドイツの田園生活がコンセプトのテーマパークで東京ドーム19個分の広大な敷地を誇ります。園内は観覧車を含めた15のアトラクションをはじめ、フラワーガーデンや芝生広場などを兼ね備え、愛犬と遊べるドッグランといった多彩な施設がそろっています。園内のいろどりの丘に、約7万株のネモフィラが咲きます。他にも桜やビオラ、40万輪のポピーなども次々と開花を迎え、園内は春の花で彩られます。
マザー牧場
マザー牧場は、房総半島の山々や東京湾、富士山などの雄大な景色が見渡せる鹿野山(かのうざん)にあります。園内では、牛、馬、羊、アルパカなど沢山の動物達が暮らしていて動物たちと触れ合うことができて、動物たちが活躍するイベントが毎日開催されています。ゴールデンウィークには場内の「花の谷」の斜面が、約80万本のネモフィラが爽やかな水色に彩られます。
国営武蔵丘陵森林公園
東京ドームの約65倍の広さを誇る国営公園。ネモフィラは4月上旬~4月下旬にかけて開花、他にもアイスランドポピー(4月上旬~5月初旬)、ルピナス(4月下旬~5月中旬)、デルフィニウム(5月上旬~5月下旬)と春の花々を楽しめます。
太田市八王子山公園
太田市の北部にある19haの広さを誇る公園。春にはネモフィラの他に桜、芝桜、ポピーといった花々が咲き誇ります。
山中湖花の都公園
「山中湖花の都公園」は標高1,000mの富士山麓にある絶景スポットです。園内の有料エリア「清流の里」より富士山を背景にしたネモフィラを眺めることができます。
花フェスタ記念公園
広大な敷地のあるバラ園知られる花フェスタ記念公園では四季に応じて、色とりどりの花を愛でることができます。春には、一面に広がる青のネモフィラの大変美しい景色を眺めることができます。
浜名湖ガーデンパーク
浜名湖ガーデンパークは湖畔の美しい自然と開放感あふれる景観の中に誕生した都市公園です。春には約30万本のネモフィラが花開いて、青く美しい花のじゅうたんが広がります。
まいしまシーサイドパーク
大阪湾を臨む約4.4haの広大な敷地に、関西最大規模の約100万株のネモフィラが咲き誇ります。毎年、ネモフィラの開花時期には「ネモフィラ祭り」が開催され、様々なイベントが行われます。
広島県 Flower village 花夢の里
「Flower village 花夢の里」は、広島県世羅郡の自然豊かな高原にある観光農園です。春には西日本最大規模といわれる芝桜とネモフィラが咲き誇ります。見ごろの時期には芝桜のピンク、ネモフィラのブルーに、菜の花のイエローも加わり、色彩豊かな景色が広がります。
国立公園 海の中道公園
博多湾と玄界灘に囲まれた砂州状の地形「海の中道」にある国営公園です。四季折々の花々が一年を通じて咲き誇り、大芝生広場の奥にある小高い丘の花畑「花の丘」、子供の広場の中央にある「花桟敷」、屋根のない花の美術館をテーマにした「フラワーミュージアム」、その奥にある「バラ園」、西口そばにある「おもちゃ箱花壇」、虹の池・彩りの池周辺にそれぞれ広がる「虹の花壇」「彩りの花壇」、松林の林床に植えられた「あじさいの小径」と園内各所で色とりどりの花々に彩られます。ネモフィラは120万本を誇り、西日本最大級です。
ネモフィラ バスツアー 集合場所
ネモフィラを見に行くバスツアーは全国各地から出発。首都圏を例にすると、東京都は東京、新宿、池袋、錦糸町、神奈川県は横浜、川崎、埼玉県はさいたま新都心、南越谷、千葉県は南越谷、流山おおたかの森といった場所からネモフィラ観賞をテーマにしたバスツアーが発着しています。首都圏発着の場合、「ひたちなか海浜公園」、「マザー牧場」に立ち寄るコースが多いです。
まとめ
バスツアーの大きな魅力は何といっても移動が楽なこと。公共交通機関ではアクセスが不便な場所でも「バスツアー」なら直行することができます。またマイカーで行く場合、カーナビが普及しているとはいえ、慣れない道の運転でありがちなのが道迷いの心配も無用。自分で車を運転しなくてもいいので、アルコールも飲めます。出発間際まで受付をしているコースが多いのも魅力。バスツアーに参加して、ネモフィラを観賞してはいかがでしょうか。